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2021年 6月 10日 慶應義塾大学受験の極意

慶應義塾大学に絶対合格したい人へ


皆さんこんにちは!担任助手1年の日野裕士郎です!!
今日は大学別受験勉強方法シリーズ、昨日に引き続き、慶應義塾大学です!!
学部は経済学部文学部について紹介したいと思います!!


まず、それぞれの学部の入試形式、各科目の配点です。

【経済学部】
入試方式はA方式B方式の2つあります。A方式は主に国立志望の人が受験し、数学を使います。B方式は主に私文の人が受験し、地歴を使います。倍率は毎年A方式もB方式も約5倍ですが、A方式は国立に受かった人が辞退するため、受かりやすい傾向にあります。

A方式
外国語 200
数学 150
小論文 70

(B方式)
外国語 200
地歴 150
小論文 70

【文学部】
入試方式は1つしかなく、倍率も毎年約4倍と、慶應の中でも比較的入りやすい学部です。

外国語 150
地歴 100
小論文 100

次に、各科目の傾向対策です!

【経済学部】
(英語)

100分間で長文3つ、約3題の和文英訳、長文から引用必須の150字以上の英作文を解き切らないといけない超ハード試験です。しかも、長文は全て700字を超え、一長文当たりかけられる時間は最大で25分です。そのため、英語は完全な速読勝負となります。英語を書く能力も必要になってくるので、普段から練習しておくことをおすすめします。

(地歴)

80分で大問3つを解き切る試験です。時間的には問題ないのですが、最大の難関は100字程度の記述が約8題出題されるところです。私立の大学で記述をさせることは珍しく、国公立型の試験と言われています。しかし、日本史も世界史も1600年以降の出来事しか出題されないため、対策しやすくはあります。記述を書き切れるだけの流れの把握が重要になってくるので、普段から年号を意識した勉強をし、流れに合わせて単語を暗記していくべきだと思います。

(小論文)
60分間で課題文の要約(年度によって変動するが、大体200字)と、課題文に関する意見論述(約400字)を書き切る試験です。ダラダラ読んでいると時間が足りなくなることが多く、課題文の速読、瞬時に考えをまとめる論理構成能力が求められます。現代文が出来るから小論文が出来るわけではなく、現代文が不得意でも、小論文は大得意な生徒も大勢います。普段から、自分の考えをまとめ、発言する癖をつけておくことが効果的で、毎日新聞を読んで、様々な人の意見を取り入れることも重要になってきます。


【文学部】

(英語)
文学部の英語は他の大学でも類をみない形式です。1,500~2,000語以上の長文1題が出題され、大問1題型の入試傾向が続いています。また、試験時間も他の学部と比べて120分と長く、辞書を持ち込んでもいいことが最大の特徴です。英文和訳、部分要約、段落整序など国語力を問う問題が多いため、英語力だけでなく、国語力も鍛えておきましょう。

(地歴)
試験時間は60分で、日本史も世界史も難易度は易しいですが、慶應の地歴は全体的にレベルが高いため、決して簡単ではありません。まずは、教科書レベルの単語を全て暗記し、基本的な問題は絶対に落とさないことが重要です。選択だけでなく、記述式の問題も出るため、
単語を書けるようにしておくことも大切です。

(小論文)
試験時間90分で、課題文の内容説明300字、意見論述400字の計700字を書き切る試験です。内容は「自己とは何か」や「自己と他者」、「文化」など多岐にわたり、根源的なテーマに関する深い考察がなされている課題文が出題されます。毎年、時間内に終わらない受験生が続出するため、経済学部同様、課題文の速読、瞬時に考えをまとめる論理構成能力が求められます。普段から、哲学的な現代文を深く理解したり、自分なりの考えを持っておくことが重要です。


私は、経済学部に通っていますが、合格に一番役に立ったと感じるのは東進の単元ジャンル演習第一志望校対策です。単元ジャンル演習は、自分が不得意な分野の大問を解くことができ、圧倒的演習量を積むことができます。第一志望校対策は、自分の第一志望校の学部の問題と出題傾向が似ている問題をAIが提示してくれ、それを解くことができます。過去問演習だけじゃ補えない、応用力対応力を養うことができます。絶対に活用しましょう!

ここでは書き切れないことも沢山あるので、気になる人は校舎で話しかけてください!何でも答えます!今日も第一志望校合格に向けて勉強がんばりましょう!!!!