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2021年 6月 2日 東京工業大学受験の極意

皆さんこんにちは!担任助手1年の東(ひがし)直樹です!

6月の新ブログテーマは『大学別勉強法』です!

3日目の今日は、東京工業大学について、入試の基本事項各教科について勉強に対する意識の3点についてお話していきます。

 

東京工業大学は6つの学院というものに分かれています。どの学院であっても共通の問題です。出願時に学院を第一希望から第三希望まで決定し、成績順に配属が決まっていきます。試験時間と配点は以下の通りです。

1日目 

数学:180分 300

英語:90分 150

 

2日目

物理:120分 150

化学:120分 150

 

理系科目に大きな配点がおかれていますが、英語も150と無視できない配点になっています。どの教科も比較的時間が長めに設定してあり実力が発揮されやすく、その一方で正確な知識が要求されてくると思います。

 

次に、各教科についてどんな特徴があるのか紹介していきます。

数学は試験時間180分に対して、大問数は5問と一つ一つにじっくり時間をかけられます。時間がかかる問題、計算量が多い問題、思考力が求められる問題など様々な問題があります。解けるところを確実に解いていくのが大事です。

 

物理は主に電磁気と力学、年度ごとに熱力学、波のいずれかという傾向があります。標準的な問題が複合された問題が多いので、基礎をしっかり固めておきましょう。どの分野の問題であっても力学が求められます。力学マスターを目指しましょう!

 

化学は無機、有機、理論とまんべんなく出題されます。選択肢の問題は「選択肢の中から1つまたは2つ選べ」という、他の大学では出ないような形式です。この形式では、細かい知識、正確な理解がないと正解にたどり着けません。普段から細かいところまで意識して学習するとよいと思います。

 

英語90分間で長文が2つです。長文2つを読みきる体力、内容を理解する読解力が求められます。長文をたくさん読んで、体力をつけてください!

 

最後に僕が意識していたことを紹介します。それは、苦手をつぶしていくことです。得意を伸ばすのも悪くはないですが、大学受験においては上限がある以上、苦手をなくすほうが優先順位としては高いと思います。東工大だけでなくそのほかの大学でも、1つの分野に限った問題だけでなく、複数の分野にまたがった問題が出題されることがあります。そのようなときにも対応できるように苦手をつぶし、まんべんなく学習していく必要があります。

 

そのために必要なのは演習量だと思います。実際の問題を通して、問題を解くためには自分には何が足りないのかどのような知識を身につけなければならないのか確認していきましょう。大学受験においては演習量がどれだけとれるか、苦手をどれだけなくせるかが鍵になってきます。

 

9月以降、効果的な演習ができるように8月末には第一志望校過去問を終了させましょう。そのために今できることはなるべく早く基礎事項のインプット完成させることです。受験当日から逆算して、今なにをやらなくてはならないのかを認識して実行に移していきましょう。

 

分からないことがあったら何でも聞いてください!

 

 

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