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2021年 6月 1日 東大文系受験の極意
皆さんこんにちは!池袋校担任助手1年の荒川夏奈子です!
昨日からはじまりました、6月の新ブログテーマ『大学別勉強法』
2日目の今日は、東京大学文科について、
入試の基本事項と対策指針、そして私が考える東進生にとって合格のための必達条件の3点からお話させていただきます!
東京文系志望の方は必読!
3点目の私が考える東進生にとって合格のための必達条件は、他にも国立文系志望の方、
それに限らず全受験生に一読していただきたいので、ぜひ最後までお読みくださいね!
まず東京大学文科には、後期課程で主に選択される学部によって、3つの科類がありますが、
入試形態としては共通の問題・配点となります。
二日間にわたって、以下の試験時間・配点で行われます。
1日目・・・国語:150分/120点 数学:100分/80点
2日目・・・地歴:150分/120点 英語:120分/120点
地歴科目について補足すると、日本史・世界史・地理の3科目から2科目をあらかじめ選択し、150分の配分は自由です。
続いて主な対策指針についてですが、
上記の基本的な情報だけからも分かるように、東大文科は、
科目数が多く試験時間も長いうえ、全ての科目において記述量が圧倒的に多い、ハードな長期戦です。
受験勉強においては、1科目にかけられる時間が少ないため、常に、
合格には今の自分に何が足りていないのか、いつ何をどのようにやればいいのかと、
客観的かつ論理的に分析することが必要不可欠になります!
そして全ての受験科目に共通する特徴として、解答欄や字数制限が厳しい、という点が挙げられます。
つまり、与えられた設問の要求を的確に把握し、それにぴったりと適応した、簡潔かつ論理的な解答を、
限られた時間で組み立てる情報処理能力が要されるということです。
設問も完結であるため、設問本文の細かい言葉選びや、
地歴科目であれば統計や史料、数学であれば示された図形には、全て意味があると考えて問題に臨み、
一見解答の指針がたたなくても、あきらめずに部分点を取りにいってほしいです。
他の志望校を目指す周りの受験生に比べ、こなさなくてはならない量が圧倒的に多いことは自明です。
ときには辛くなったり、これで大丈夫なのかな?と不安になったりすることがあるかと思います。
そんなときに大切にしてほしい思考はただ一つ。目標意識です!
どうして東大でなくてはならないのか?
そこにこそ、皆さんを目の前のやるべきことに全力で向き合わせてくれる強いパワーがあるはずです!
東進生の皆さんは、受講修了後、共通テストと二次試験の過去問を10年分、
その結果をもとに割り出された苦手分野の問題が、レベル別に集められた志望校別単元ジャンル別演習へと進んでいくかと思いますが、
私が思う東大志望に限らず東進生にとって合格のための必達条件は、
単元ジャンル別演習を利用可能初日からはじめることです!!!
単元ジャンルの最大の武器は、演習量を無限に積める点にあります。
開始時期が遅れてしまうことは、演習量を増やすうえで大きなディスアドバンテージとなります。
そして数をこなすことが、苦手を克服するための必須事項であり、最短ルートだと私は思います!
単元ジャンルで提供される問題の質を上げるためにも、今受講している講座を終わらせるべき期限までにしっかりやり切ること、
1回の授業から最大限吸収するために受講の質を高くすることを意識して、秋以降克服しなくてはならない苦手分野の的を絞れるようにしましょう!
私自身の話にはなりますが、昨年の今頃から日本史にかなり苦手意識を持っていました。
しかし、解決策がわからない、苦手と向き合うことに抵抗がある、などの理由から、
受講をとりあえず終えてから克服しよう、過去問が終わったら克服しようと、
苦手潰しを先延ばしにしてしまいました。
結果的に、日本史への苦手意識を残したまま、受験生活を終えることとなってしまいました。
「夏前の苦手は今克服しなければ、もう克服できない」
それくらいの強い危機感を持って、今、苦手に向き合ってください!
東大受験生のなかで、地歴科目に苦手意識がある人は多いと思いますが、
東大地歴科目対策において、私が思う一番重要なことは、
教科書の本文こそが記述の最有力のお手本であり、最後までよく読み込むのを疎かにしないことです!
東大文系志望の皆さんの力になるべく、もっともっとお話したいことは沢山ありますが、
詳しくはぜひ校舎で話しかけてください!
実は最近、ずっと苦手で悔しい思いをした日本史をもういちど、
そして選択していなかった世界史の勉強を気持ち新たに、はじめてみました!
これからぜひ一緒に頑張りましょうね!!!
最大限の時間校舎で頑張るみなさんを、
明日も池袋校No.1の明るい笑顔でお待ちしています!!!
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