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2019年 8月 16日 決めて断つこと。

 

こんにちは、担任助手の天間です。

去年とは異なり、2,3ヵ月に1回という緩いペースでブログを更新しています。

 

 

テレビ番組で見かけたのですが、人間は、激しい運動をしていない睡眠時も含め、1日3リットル近くも水分を消費しているらしいです。

台風が迫り、湿度は高い日々が続きますですが脱水症状・熱中症には気をつけてくださいね。

 

さて、今回は選択と決断についてお話しします。

人間は、その豊かな知性と引き換えるかのように「決断疲労」というものに悩まされています。

皆さんも、「特に何もしていないはずなのに疲れた…」と思う日はありませんか?

ある調査によれば、人間は多い時で1日に8000を超える決断をしているとのデータがあります。

 

この「決断」は人生を左右するような、就職や結婚などの大きな決定が続いているわけではなく、昼食を例に挙げても、どのレストランにするか、和食・中華・洋食にするか、コース料理にするか・単品にするか、サラダにかけるドレッシングは(以下略)といった小さな、決断というよりは決定が大半を占めていることが多いです。

当然、何かを決定・決断するとき、人間は思考しているため、体内にあるブドウ糖などの養分を消費してしまいます。

消費すれば当然、有事の際の危険を回避し、生命維持に最低限度必要な養分は残すため、補給または休息が必要になるため、このメカニズムから考えると、人間にとって瑣末な決断は避ける、または行わない方がいいのです。

 

Apple社の元CEO、スティーブ・ジョブズや、Facebook の開発者であるマーク・ザッカーバーグが同じ服を着ているのは、前述した「決断疲労」を軽減し、仕事に関する決断をより多くするためだと言われています。

ちなみに、この話や「決断疲労」は有名で、入試にも出題される頻度が多いです。

些末なことはルーティーン化してしまえば、辛い局面もありますが、その分、別の事柄への決定=思考が出来ることになります。

思考すべきこと、そうではないこと、まずは分別してみてはどうでしょうか。

 

「決めて、断つ」と書いて「決断」と読みます。

一方は捨てなければならない、辛いこともあることでしょう。

いずれにせよ、皆さんの決断が、満足のいくものになるよう応援しています。