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2025年 12月 29日 共通テストまでの過ごし方
こんにちは、宮川虎太朗です。いよいよ12月も終盤、共通テストまで残りわずかとなりました。 校舎でも、朝から晩まで必死に取り組む皆さんの姿を見て、スタッフも身が引き締まる思いです。 さて、今の時期によくある悩みとして、 共通テストの対策をどの程度していけばいいのかというものがあります。 今日は、今の時期だからこそ意識してほしい学習バランスについてお話しします。 共通テストが近づくと、不安から共テ対策だけに絞りたいという気持ちになるとおもいます。 もちろん、共テ利用入試や足切りラインを考えると対策は必須です。 しかし、学習内容を完全に共通テスト100%に振り切ってしまうのは、実はリスクがあります。 まず一つ目に、記述力の低下があります。 マーク式ばかり解いていると、数式を記述する力や英作文の感覚が鈍ってしまいます。 二つ目は思考力の低下です。 共通テストはスピードが重要ですが、二次・私大は深く考える力が必要になります。 一度共テの脳になってしまうと、1月中旬以降に二次私大対策に戻る際、大きなタイムロスが生じます。 共通テスト対策に本腰を入れるこの時期、闇雲に予想問題を解き進めるのは効率的ではありません。 まずは年内に、単元別ジャンル演習にある正解必須問題を完遂することに全力を注ぎましょう。 正解必須問題とは、その名の通り、目標点に到達するために落としてはいけない問題や、 復習をすることですぐに得点が見込める問題です。これをやるメリットとして、 基礎の穴を埋めることで年明けの通し演習で一気に点数を安定させることができる点があります。 土台を年内に固めきることが、1月の伸びを生む条件です。








