2025年 8月 28日 8月末に過去問を修了させる意義
みなさんこんにちは、担任助手の小西玲寧です! 8月も終わりが見え、2学期が始まる次期になりました。 過去問の進捗、個人別定石問題演習、高速基礎マスター、受講など各自夏前にやると決めたことは達成できますでしょうか? 自分で立てた目標、やると決めたことについては最後までこだわりを持ってやり切りましょう! そして今回は「8月末に過去問を修了させる意義」についてプロぐを書かせていただきます! 大学受験において、8月末までに過去問を終わらせることには大きな意義があります。 第一に、夏までに全体像を把握することで、その大学の出題傾向や必要な力を早期に理解できる点が挙げられます。 過去問は単なる練習問題ではなく、各大学がどのような力を求めているのかを示す最も信頼できる資料であり、 設問形式や難易度、必要とされる思考力を把握することで、秋以降の学習をより効果的に進めることができます。 したがって夏では点数を取ることではなく、傾向と自分の弱点をしっかり把握しきることが重要です。 第二に、早期に過去問演習を終えることで、弱点を浮き彫りにで来ます。例えば英文解釈や数学の特定の単元など、模試や参考書では見えにくい穴が過去問演習では明確になります。 その課題を夏休み中に洗い出しておけば、9月以降は弱点克服に集中でき、効率的な学習計画を立てやすい。 逆に過去問着手が遅れると、課題に気づいた時点で残り時間が少なくなり、十分な修正ができない恐れがあります。 皆さんがご存じのとおり東進では9月から志望校別単元ジャンル演習、11月から第一志望校対策演習が始まります。 より個人別、志望校別に特化して演習、対策をするためにもこの時期に自分の弱点を把握しきりましょう。
第三に、8月末までに一通り終わらせることで、精神的な安心感を得られる点も大きいです。受験生は秋以降、模試や志望校選びなどで焦りや不安を感じやすくなり、 その中で「既に過去問を解き終えて傾向を把握している」という事実は、自信や落ち着きにつながり、学習の質を高める効果があります。 また、同じ問題に繰り返し触れることで定着度が増し、解法や時間配分の感覚も磨かれる。 最後に8月末までに過去問を終わらせることは「志望校の全体像把握」「弱点の早期発見」「精神的余裕の確保」という三点において大きな意義を持ちます。 夏を一区切りと捉えて集中的に取り組むことが、その後の学習を戦略的かつ効果的に進める基盤となるのである。 残り3日あります。最後まで期限意識を持ってこだわる姿勢をこの夏でつけましょう。 最後まで読んでいただきありがとうございます! 明日も校舎でお待ちしております。






