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2025年 10月 3日 受験生10月の過ごし方

こんにちは楯石崚太です!

やっと涼しくなってきて嬉しい限りです。この気温が2ヶ月ほど続いてくれることを切に願います。


さて本日は「受験生10月の過ごし方」というテーマでのブログになります。
大前提、東進での戦い方のお話になりますのでご了承ください!(私はそれ以外存じておりません、、)

今月受験生と一緒に頑張りたいのは、「志望校別単元ジャンル演習を使いこなす」ということです。
使いこなす、というのがポイントになります。
9月、みなさんは必勝必達セットに勤しんでくれました。まずは1ヶ月間自分の苦手にとことん向き合って進めてくれたので、10月は第ニ段階に入っていきましょう!苦しめられた9月の借りを返すのです、、、

まずみなさんに確認して欲しいことは、修得した必勝必達セットの合格率になります。
苦戦して達成したセットもあれば、中には2~3題演習しただけでできてしまったセットがあるのではないでしょうか。

単元ジャンル演習を使いこなすには、何となくで合格してしまったセットから逃げないことが大事になります。
「なんかできちゃった」と思っているセットは、修得したあとも解いていない問題に触れていきましょう!あなたがあと数段飛躍するために必要なパーツだったりします。


言っていることはわかったけれど、そもそも必勝必達セットが終わっていないという生徒もいると思います。人によって進度が違うのは当たり前である、という前提で10月を過ごしてほしいですが、とはいえ苦しいですよね。
そういう生徒は取り組み方をよければ参考にしてほしいと思います。

10月以降、やはりタイムアップがチラついてきます。ひとつずつ丁寧に理解を積み重ねるという復習がもちろんベストですが、ここからはベターな方法を模索していく必要があります。
ここからは①解く順番②復習のグルーピングの2点を意識してみてください。
①解く順番に関してですが、並び順に従いすぎなくて良いと思います。例えば左上の方に「英作文」のセットがあるとして、優先度が低い位置に「文法問題」のセットがあるとします。素直に英作文の方からやっていくのがベストではありますが、やはり時間との勝負であることを考えると、進みにくいのであれば能力としてひとつ手前にある文法のセットから修得することを推奨します。理系のセットにも同じことが言えるでしょう。社会に関してはテーマ史分野の優先度が高いことが多いですが、時代横断型の問題はやはり難易度が高いです。時代別のセットが残っているようであればそちらから進めるのがベターと言えます。

復習に関しては割り切って発展系の問題はサクッと終わらせてしまうのもベターな手法と言えます。
結局のところ、大学入試で使うのは8割がた基礎部分の知識です。基礎を精度高く使いこなせる人が合格を勝ち取っていくなというのが私の体感になります。残りの2割が志望校対策になります。ただそう感じないのは「基礎なんだから知ってて当たり前だよね」という出題のされ方をしているからです。
単元ジャンル演習では、時々あからさまに基礎の範疇を超えている問題があります。10月から入試までの時間を考えた時に、割り切ってもっと根本的な基礎部分に注力するのは決して悪手ではないと思います。
基礎分野の復習は、覚えたなと思うところまでとにかくどんな手を使っても(書き起す、音読する、などなど)頭に入れる、翌日同じセットの問題を2題ほど解いて満足いけば暗記完了という形をオススメします。最後は自分が良しと思うかどうかになるので、固執しすぎず次の分野に進んでいってください。

以上長くなってしまいましたが、10月は単元ジャンルを使いこなす月にしてほしいと思います。あくまで一例ですので、いいなと思った部分だけ抽出してもらっても構いません!心の底からみなさんのことを応援しています。何かあればいつでも相談してください!

ご覧いただきありがとうございました!

 

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