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2024年 1月 15日 マーク式模試の復習法

みなさんこんにちは!

 

本日はタイトルの通り、マーク式の模試の復習方法についてお話し致します。

 

模試の復習の重要性はここでは多くの字数をかけませんが、模試は復習が大事だと一度は耳にしたことがあると思います。東進生だったら耳にタコができるほど聞いているかと思います。しかし、いざ模試の復習をしようとすると何をすればよいのか分からないという人も多いでしょう。昨日まで、ちょうど共通テスト同日体験受験が行われていたので、今回は記述式の模試はいったん置いておき、マーク式の模試の復習に絞ります。

 

まず重要なのが、模試受験の直後です。マーク式や記述式の如何に関わらず、解いた際の感想や手ごたえを、模試を受けた当日にどこかにまとめて必ず記入しましょう。「この部分は解けた」「この大問に時間かけすぎた」「この分野の苦手が分かった」など、直後であればあるほど、重要な情報が含まれる可能性が高いです。その感想は、数日ですぐにほとんどを忘れます。だから当日中に行うのが大事であり、そこには学力を上げるうえでの重要なヒントが隠されている可能性が高いです。必ず行いましょう。

 

次は、実際に行う復習についてです。基本となるのは、全ての間違えた問題について、間違えた理由を精査することで、自分の苦手を把握するということです。まず大事なのは、数値で苦手を把握することです。失点のうち苦手な分野での失点が何割なのか、ケアレスミスでの失点が何割なのか、しっかり数値で把握しましょう。成績帳票はその際にうってつけとなります。数値を用いることで、模試ごとの比較もやりやすくなります。そこに受験直後の感想を加味しながら、毎回丁寧に間違えた問題を分析していれば、自分の得意不得意が肌感覚でも分かるようになります。数値面と感覚面の両面から自らを分析し、次の模試までの勉強の方針を定めることが模試受験におけるなによりも大きな意義です。

 

模試で解けなかった問題は、その周辺の分野を完全に理解しきってないということを表します。模試で間違えた問題をやり直して、一時的にその問題はできるようになっただけでは意味があまりありません。周辺分野まで体系的に復習して、その分野を完全に理解するまで行いましょう。模試ごとの積み重ねで、そうやって同じ分野を何回も復習すれば、自然と身につきます。加えて、間違えた問題だけを復習する、ということはやめましょう。正解した問題でも、マーク式であれば偶然正解することも十分にあります。その問題をしっかり吟味することや、実力で正解できた問題でも、他の選択肢がなぜ間違っているのか検討することも大いに役に立ちます。

 

以上が、模試の復習方法となります。なんとなくでも分かって頂けましたか?本ブログを参考にしながら、共通テスト同日体験受験の復習を進めましょう。ここまで読んで下さりありがとうございました!