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2021年 6月 22日 旧帝大文系合格の極意
こんにちは!
6月から始まった池袋校ブログの『大学ごとの勉強シリーズ』
本日は旧帝国大学文系についてお話しします!
ただ、東京大学については以前のブログに掲載されているので
今回は北海道大、東北大、名古屋大、京都大、
大阪大、九州大をご紹介します
【入試形式】
○京都大
・経済学部、法学部 ・総合人間学部 ・教育学部 ・文学部
国語 150点 国語 150点 国語 200点 国語 150点
数学 150点 数学 200点 数学 150点 数学 100点
外国語 150点 外国語 200点 外国語 200点 外国語 150点
地歴 100点 地歴 100点 地歴 100点 地歴 100点
○北海道大
・文学部、教育学部、法学部、経済学部
国語 150点
地歴or数学 150点
外国語 150点
○東北大
・経済学部、法学部 ・教育学部 ・文学部
国語 300点 国語 300点 国語 400点
数学 300点 数学 200点 数学 200点
外国語 300点 外国語 300点 外国語 400点
○名古屋大
・文学部 ・教育学部 ・法学部 ・経済学部
国語 400点 国語 600点 数学 200点 国語 500点
数学 200点 数学 600点 外国語 200点 数学 500点
外国語 400点 外国語 600点 小論文 200点 外国語 500点
地歴 200点
○大阪大
・文学部 ・外国語学部
国語 150点 国語 100点
外国語 150点 外国語 300点(※リスニングを含む)
地歴or数学 100点 世界史or数学 100点
・人間科学部 ・法学部 ・経済学部
国語 200点 国語 150点 国語 A:20 B:180 C:100
数学 200点 数学 150点 数学 A:20 B:180 C:100
外国語 200点 外国語 150点 外国語 A:20 B:180 C:100
○九州大
・共創学部 ・文学部 ・教育、法、経済学部
数学 300点 国語 150点 国語 200点
外国語 400点 数学 100点 数学 200点
小論文 300点 外国語 150点 外国語 200点
地歴 100点
【対策法】
1つひとつの大学の問題にはそれぞれ特色がありますが、ここでは各大学に共通することをご紹介します!
英語
旧帝国大学文系の英語において最も重要なことは…
圧倒的な基礎力です!
基本的に旧帝文系の英語の問題には早慶や他の私立のような難単語は出題されませんし、語数もそこまで多くありません。
しかし、英文和訳が多く出題されるほか、高得点争いになるので単語や文章の
完璧な理解が求められます。
さらに、(京都大や大阪大は特に顕著ですが)和文英訳や英作文が多く出題されるのも特徴です。
そのため、ただ文章が読めたり単語の意味がわかるだけでなく自分の力で英語を使いこなさなければなりません。
和文英訳であれば与えられた日本語文に合うように英文を作らなければなりませんし、英作文であれば自分の考えや意見を正しい英文に起こす必要があります。
この時、先ほど述べた圧倒的な基礎力が大切になってきます!
英訳を作ったり英作文を書く際、採点者は誰も思い付かないような難単語や
お手本のように美しい文章を求めているでしょうか?
きっと、いや絶対に求めていません
解答の内容があっているか否かはもちろん大切です。
ただ、どんなに素晴らしいことを書こうとしてもスペルミスや文法ミスをしては点数は取れません。
中学生で習う単語だけを使って書いてもいいのです。
基本単語を正確にミスなく完璧に使いこなせるように日頃から意識して取り組んでいきましょう!
国語
国立の国語の特徴はなんといっても記述ですよね。
記述の対策方法はなんといっても演習です!
そのためには単元ジャンルを回しまくりましょう!
まず自分で解いてみる→提出→添削を元に復習
このサイクルを地道に回し続けることこそが記述力upの近道です!
数学
これは私が受験生として旧帝大の問題を解いて感じたことなのですが、
旧帝大の文系数学は基本問題の応用で解けます!(京都大を除く)
京都大学の文系数学は高度な発想力や解き切る力が求められるので、過去問や類題を多く解いて対策する必要があります。(基礎力が大切なことは言うまでもありません)
がしかし!
その他の旧帝大の文系数学は基本問題を応用した良問です!
(問題が簡単というわけではありませんよ?)
数学の学習をする上で大切なことは問題の一般化です!
「一般化とは?」という人もいると思うので説明すると、
1つひとつの問題を個別事象として考えるのではなく、
「その問題の奥にある基本事項は何か」「その問題から得られる他の問題にも生かせることは何か」「そのような問題を解くときの共通するパターンは何か」
ということを考えるということです。
数学の問題は半永久にありますから、1つひとつの問題を個別事象として捉えると
いつまでも応用することができません。
数学の実力をつけるには演習量が欠かせないのでたくさん問題を解くことももちろん大切ですが、時間には限りがあるので問題の一般化をして効率よく学習していきましょう!
地歴
地歴の勉強も英語同様、基礎力が大切です!
一問一答ももちろん大切ですが教科書を大切にしましょう!
2次試験で出題される記述問題の多くは教科書に書いてあります
ですから一問一答で覚えた単語を、その背景などを含めながら教科書のように説明できるよう対策していきましょう!
以上述べてきたように旧帝大文系は基礎力と演習量がものをいいます
ということは夏までに基礎を固め、単ジャンを回しまくった人が勝利をものにします!
まだ受講が残っている人、受講はいつまでにやりますか?
過去問を解いて復習するのには想像以上に時間がかかりますし、
受講、過去問が終わったライバルはどんどんと単ジャンを始めていきます。
今できる自分の最大の努力量を実現し、成長し続けられるように1日1日を大切に取り組んでいきましょう!
明日のブログは担任助手2年の服部さんが千葉大文系について掲載して下さいます!
ぜひチェックして下さい!
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