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2021年 6月 6日 早稲田大学、文学部&社会科学部受験の極意
こんにちは!
早稲田受験にむけた勉強シリーズも今回で3回目となりました。早稲田大学は学部ごとに問題の出題傾向が大きく異なるので、第1志望校はもちろんのこと併願する学部にも対策が必要となります。3回目の今回は、折原が文学部、社会科学部の説明をしようと思います。
【入試形式】
まず、文学部の入試形式を確かめましょう。
3教科(200点満点)
・英語:75点満点(90分)
・国語:75点満点(90分)
・地歴:50点満点(60分)
となっています。
次に社会科学部の入試形式を確かめましょう。
3教科(130点満点)
・英語:50点満点(90分)
・国語:40点満点(60分)
・地歴:40点満点(60分)
となっています。
【試験問題の特徴】
まず、文学部の試験問題の特徴を説明します。
文学部の英語には特徴的な問題があります。
それは
①空文補充
②要約問題 です。
①の空文補充問題を先に説明します。
みなさんは、日々英語の勉強をする中で空所補充問題を解く機会が何度もあると思います。基本的に空所補充問題では単語レベルの穴埋めをします。
しかし、空文補充問題は文字通り文章レベルの穴埋めをする必要があります。この問題に対応するには、単語レベルの補充問題を解いているだけでは時間がかかるうえ、正確性に欠けます。やはり、空文補充問題を勉強する必要があります。
次に②要約問題です。
英語の文章を要約し記述すること自体が珍しいですが、文学部の場合はこの要約文を10ワード以内に書かなければいけないなど、制約があります。いかにして重要な部分を見つけるかがカギです。
これらの問題は、普段の勉強ではあまり目にすることがないため対策をするのが困難です。そこでお勧めするのが<志望校別単元ジャンル演習>です。この東進コンテンツを使えば、空文補充問題をいくらでも解くことができたり、要約文を添削してもらいアドバイスをもらえたりするなど、十分な対策をすることができます。
国語は早稲田大学の入試では珍しく英語と配点が同じです。そのため、国語にも力を入れる必要があります。
国語は現代文が2問、古文が1問、漢文が1問の計4問構成です。
現代文は選択肢問題だけでなく、空欄補充問題が多くでます。また、2020年には記述問題が出されました。そのため、文章内容を十分に把握してないと思うような点数は出せないです。
文章同士の関係(類比や対比)を常に意識して文章を読むことが大切です。
古文は単語・文法・文学史と幅広く問われます。特に文学史は和歌の知識を持っていないと点数を取るのは難しいです。ですが、逆に考えるとほかの受験生も苦手としているということです。単語や文法など基本的なところをマスターしたうえで文学史も勉強すればほかの受験生と差をつけられます。
漢文は文章自体の難易度は高いのですが、問いは標準的なので基礎をしっかり押さえられれば点を取れます。
社会科目は他学部と比べるとそこまで難しくありません。しかし、高得点争いになるためいかにしてミスを減らすかが重要になります。ちなみに、社会科目は問題構成が文化構想学部と似ているため、文学部志望者の人は文化構想学部の問題を解いてみるのもおすすめです。
次に社会科学部の試験問題の特徴を説明します。
科目ごとの説明をする前に、社会科学部の特徴を伝えます。
それは、問題がすべて選択肢問題ということです。(2021年の社会科目で記述問題が出されましたが)
とはいっても、科目ごとに対策をしないと得点は取れません。選択肢だからと言って安心せず、しっかりと対策をしましょう。
社会科学部の英語は、文法問題が1問と長文問題が4問でます。
そして、社会科学部の英語は非常に難しいです。はっきり言ってしまうと、どんなに勉強しても解けない問題があります。そのうえ、文章量も非常に多いです。(2020年には1000字×4問の長文が出されました!)
これを見て「なんだよ、ならどうしようもないじゃん!」とおもうかもしれませんね。
ですが、いかにして取れる問題を落とさないか。反対にいかにして難しい問題を後回しにできるのかが重要です。この力をつけるためには単語、文法、読解力をしっかりつけることは前提となります。そのうえで、過去問を何度も解いて自分なりの問題へのアプローチを考えていく必要性があります。
そんな時に過去問演習講座は大きな味方となってくれます。実際、私も受験の際に過去問演習講座にある解説授業を聞いて、自分なりに問題の取り組み方を考えていきました。
国語は現代文1問と現代文・古文・漢文融合問題1問となっています。
現代文は他学部に比べ解きやすい内容になっています。問題も選択肢問題しかなく、ひっかけ問題も少ないのでいかに点を落とさないかが大切です。
現代文・古文・漢文融合問題は社会科学部特有の問題です。文字通り、現代文・古文・漢文が1つの大問の中で問われます。一見、難しいように感じるかもしれませんが、それぞれの文章の内容がほかの2つの内容と一致しています。そのため、たとえば古文で書いてあるところが分からなくても現代文で書かれているところを読めば古文の内容を把握できます。
このように、1度慣れてしまえば得点源となるので過去問などを解いて慣れることが大切です。
社会科目は正誤問題が多いです。中には、受験知識外のことを聞いてくる選択肢もあります。
しかし、解答の根拠となる部分は基本的な知識ばかりです。そのため、聞いたことがない用語が出てきてもあせらず1つ1つ精査していくことが重要です。また、2021年には初めて記述問題が出されました。ですが問題自体は基本的なものなので、記述が出ると恐れずに基本事項を抑えるように勉強をすれば正解できます。
いろいろと書いてきましたが、受験において1番重要なのは自信です。自信を持っていない受験生は本番で焦ってしまい簡単な問題でも落としてしまいます。反対に、自信を持っていれば難しい問題でも落ち着いて対応できます。
合格のカギとなる自信をつけるためにも、受講をどんどん進めていき、早めの段階から過去問演習をしたり、単元ジャンル演習をしたりしていきましょう!
皆さんが自信に満ち溢れて受験を迎えられるようサポートするので、気になることや不安なことがあったら是非声をかけてください!!
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2021年 6月 2日 東京工業大学受験の極意
皆さんこんにちは!担任助手1年の東(ひがし)直樹です!
6月の新ブログテーマは『大学別勉強法』です!
3日目の今日は、東京工業大学について、入試の基本事項、各教科について、勉強に対する意識の3点についてお話していきます。
東京工業大学は6つの学院というものに分かれています。どの学院であっても共通の問題です。出願時に学院を第一希望から第三希望まで決定し、成績順に配属が決まっていきます。試験時間と配点は以下の通りです。
1日目
数学:180分 300点
英語:90分 150点
2日目
物理:120分 150点
化学:120分 150点
理系科目に大きな配点がおかれていますが、英語も150点と無視できない配点になっています。どの教科も比較的時間が長めに設定してあり実力が発揮されやすく、その一方で正確な知識が要求されてくると思います。
次に、各教科についてどんな特徴があるのか紹介していきます。
数学は試験時間180分に対して、大問数は5問と一つ一つにじっくり時間をかけられます。時間がかかる問題、計算量が多い問題、思考力が求められる問題など様々な問題があります。解けるところを確実に解いていくのが大事です。
物理は主に電磁気と力学、年度ごとに熱力学、波のいずれかという傾向があります。標準的な問題が複合された問題が多いので、基礎をしっかり固めておきましょう。どの分野の問題であっても力学が求められます。力学マスターを目指しましょう!
化学は無機、有機、理論とまんべんなく出題されます。選択肢の問題は「選択肢の中から1つまたは2つ選べ」という、他の大学では出ないような形式です。この形式では、細かい知識、正確な理解がないと正解にたどり着けません。普段から細かいところまで意識して学習するとよいと思います。
英語は90分間で長文が2つです。長文2つを読みきる体力、内容を理解する読解力が求められます。長文をたくさん読んで、体力をつけてください!
最後に僕が意識していたことを紹介します。それは、苦手をつぶしていくことです。得意を伸ばすのも悪くはないですが、大学受験においては上限がある以上、苦手をなくすほうが優先順位としては高いと思います。東工大だけでなくそのほかの大学でも、1つの分野に限った問題だけでなく、複数の分野にまたがった問題が出題されることがあります。そのようなときにも対応できるように苦手をつぶし、まんべんなく学習していく必要があります。
そのために必要なのは演習量だと思います。実際の問題を通して、問題を解くためには自分には何が足りないのか、どのような知識を身につけなければならないのか確認していきましょう。大学受験においては演習量がどれだけとれるか、苦手をどれだけなくせるかが鍵になってきます。
9月以降、効果的な演習ができるように8月末には第一志望校過去問を終了させましょう。そのために今できることはなるべく早く基礎事項のインプット完成させることです。受験当日から逆算して、今なにをやらなくてはならないのかを認識して実行に移していきましょう。
分からないことがあったら何でも聞いてください!
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2021年 6月 1日 東大文系受験の極意
皆さんこんにちは!池袋校担任助手1年の荒川夏奈子です!
昨日からはじまりました、6月の新ブログテーマ『大学別勉強法』
2日目の今日は、東京大学文科について、
入試の基本事項と対策指針、そして私が考える東進生にとって合格のための必達条件の3点からお話させていただきます!
東京文系志望の方は必読!
3点目の私が考える東進生にとって合格のための必達条件は、他にも国立文系志望の方、
それに限らず全受験生に一読していただきたいので、ぜひ最後までお読みくださいね!
まず東京大学文科には、後期課程で主に選択される学部によって、3つの科類がありますが、
入試形態としては共通の問題・配点となります。
二日間にわたって、以下の試験時間・配点で行われます。
1日目・・・国語:150分/120点 数学:100分/80点
2日目・・・地歴:150分/120点 英語:120分/120点
地歴科目について補足すると、日本史・世界史・地理の3科目から2科目をあらかじめ選択し、150分の配分は自由です。
続いて主な対策指針についてですが、
上記の基本的な情報だけからも分かるように、東大文科は、
科目数が多く試験時間も長いうえ、全ての科目において記述量が圧倒的に多い、ハードな長期戦です。
受験勉強においては、1科目にかけられる時間が少ないため、常に、
合格には今の自分に何が足りていないのか、いつ何をどのようにやればいいのかと、
客観的かつ論理的に分析することが必要不可欠になります!
そして全ての受験科目に共通する特徴として、解答欄や字数制限が厳しい、という点が挙げられます。
つまり、与えられた設問の要求を的確に把握し、それにぴったりと適応した、簡潔かつ論理的な解答を、
限られた時間で組み立てる情報処理能力が要されるということです。
設問も完結であるため、設問本文の細かい言葉選びや、
地歴科目であれば統計や史料、数学であれば示された図形には、全て意味があると考えて問題に臨み、
一見解答の指針がたたなくても、あきらめずに部分点を取りにいってほしいです。
他の志望校を目指す周りの受験生に比べ、こなさなくてはならない量が圧倒的に多いことは自明です。
ときには辛くなったり、これで大丈夫なのかな?と不安になったりすることがあるかと思います。
そんなときに大切にしてほしい思考はただ一つ。目標意識です!
どうして東大でなくてはならないのか?
そこにこそ、皆さんを目の前のやるべきことに全力で向き合わせてくれる強いパワーがあるはずです!
東進生の皆さんは、受講修了後、共通テストと二次試験の過去問を10年分、
その結果をもとに割り出された苦手分野の問題が、レベル別に集められた志望校別単元ジャンル別演習へと進んでいくかと思いますが、
私が思う東大志望に限らず東進生にとって合格のための必達条件は、
単元ジャンル別演習を利用可能初日からはじめることです!!!
単元ジャンルの最大の武器は、演習量を無限に積める点にあります。
開始時期が遅れてしまうことは、演習量を増やすうえで大きなディスアドバンテージとなります。
そして数をこなすことが、苦手を克服するための必須事項であり、最短ルートだと私は思います!
単元ジャンルで提供される問題の質を上げるためにも、今受講している講座を終わらせるべき期限までにしっかりやり切ること、
1回の授業から最大限吸収するために受講の質を高くすることを意識して、秋以降克服しなくてはならない苦手分野の的を絞れるようにしましょう!
私自身の話にはなりますが、昨年の今頃から日本史にかなり苦手意識を持っていました。
しかし、解決策がわからない、苦手と向き合うことに抵抗がある、などの理由から、
受講をとりあえず終えてから克服しよう、過去問が終わったら克服しようと、
苦手潰しを先延ばしにしてしまいました。
結果的に、日本史への苦手意識を残したまま、受験生活を終えることとなってしまいました。
「夏前の苦手は今克服しなければ、もう克服できない」
それくらいの強い危機感を持って、今、苦手に向き合ってください!
東大受験生のなかで、地歴科目に苦手意識がある人は多いと思いますが、
東大地歴科目対策において、私が思う一番重要なことは、
教科書の本文こそが記述の最有力のお手本であり、最後までよく読み込むのを疎かにしないことです!
東大文系志望の皆さんの力になるべく、もっともっとお話したいことは沢山ありますが、
詳しくはぜひ校舎で話しかけてください!
実は最近、ずっと苦手で悔しい思いをした日本史をもういちど、
そして選択していなかった世界史の勉強を気持ち新たに、はじめてみました!
これからぜひ一緒に頑張りましょうね!!!
最大限の時間校舎で頑張るみなさんを、
明日も池袋校No.1の明るい笑顔でお待ちしています!!!
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