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2023年 3月 31日 第一志望校に合格するということ

こんにちは。文川です。

突然ですが、私は大学受験で第一志望校に合格していません。
高3の夏~秋くらいの模試でA判定取れていたのですが、それでも受かっていません。
高校卒業式の日、何で受からなかったのかを考えていましたが、正直分かりませんでした。
しかし、大学4年間、いろいろな出会いや経験を通して何となく見えてきたものがあります。

第一志望校に合格することがどういうことなのか。
努力して、成功を掴むということがどれほど困難か。
一言で言うと、「選ばれる人間になれ」ということかなと思います。
大学受験において、努力する過程で培われるもの、そこから得られる成長・人格・人間力は偉大で、大学入学後の人生に大きく関わってきます。
ただ、大学受験単体で言えば、結果は結果であり、不合格であればそれで勝負は終わりです。

私は国立大学志望だったのですが、大学受験以降その大学の最寄り駅には行っておらず、今年研究の関係で4年ぶりにその最寄り駅に行きました。
久々に行って、最寄り駅付近の景色、ショッピングモールを通って思ったこと。
あぁ、ここで受からなかったんだよな。
4年間通して、何をしていたんだろうな。
あの頃に比べて成長しているのかな。
通いたかったとかそういうのではなく、
努力して、成功を掴み取れる格好いい人間になりたかった。
率直に思ったことがこれです。

大学の4年間、長いようで短く、ダラダラしていてもいろいろ挑戦してもあっという間に終わります。

しかし、この4年間の過ごし方で、その後社会に出た時の世界の見え方は大きく変わってきます。
きちんと勉強したか、本や新聞は読んできたか、大学の授業だけでなく自分の将来に向けてどう挑戦してきたのか。
その中で、自分の価値はどこに見出だせるのか。
「選ばれる人間」「必要とされる人間」
多くの大学生が、今の”ユルい日本の大学生”の雰囲気に呑まれていく中で、自分の志や信念を曲げず、努力の末、きちんと結果を出せる人
それが第一志望校に合格するような人なんだろうなと思います。

まあ、大学の名前はあまり関係ないと考えているので、
第一志望校に行けなかったのが何だ!と言えるくらいの努力、勉強、やりがい、成長を得られていたら、あんなこと思わなかったんじゃないかとは思います。

だから、これは単純に私の後悔なのですが、
これから大学生になる皆さんには、自分の将来の為に、そして社会や世界で困っている人の為に過ごしてほしいです。

この世界中の子供たちの中で、大学に進学できるのはわずか1%未満と言われています。
望んで努力出来る環境を与えられ、将来を思うことが出来る私たちが、未来を生き、日本を作っていけます。

大学生活、どうか大事に過ごしてください。
選ばれて、求められる人間に、それくらい強い人になってほしいと思います。

 

 

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